(今回の記事のタイトルははてなブログのAIタイトルアシストに考えてもらいました。ありがとう、AI。)
えくさすです。
1年ももう終わりですね。年末といえば、買ってよかったアワードの時期ですよね!すなわち、今年買ってよかったものに賞を与える季節のことです!
早速ですが発表してしまいます。
この1年を通して私が一番買ってよかったと思ったもの、買ってよかった2023受賞は、それは、GPD WIN4!
ということで、改めてGPD WIN4の紹介をしたいと思います。残念ながら2023バージョンではなく、Ryzen 7 6800Uを搭載した旧モデルです。
外観
正面から見た写真です。
付属品です。充電器はPD65Wまで対応しています。
画面右側、Xbox配列のABXYボタンとアナログスティック、フィンガーマウス、STARTボタン、MENUボタンがあります。
画面左側、アナログスティック、十字キー、指紋センサー、SELECTボタンがあります。
上側面、R1R2、イヤホンジャック、USB 3.2 Gen2 Type-Aポート、USB4ポート、音量-+、電源ボタン、L1L2があります。L2、R2はアナログ入力対応です。
下側面、USB 3.2 Gen2 Type-Cポート、LTEモジュール用の引掛けがあります。
右側面、BIOSリセットホールがあります。BIOSをリセットするときに使用するようです。
左側面、microSDカードスロット、各ボタン用のマウス/コントローラ切り替えスイッチがあります。
背面にはカスタマイズ可能な2つのボタンと吸気用のスリットがあります。大きいです。
キーボードは画面をスライドさせると出てきます。一般的なUS配列のキーボードです。ファンクションキーなどはFnキーと同時押しで割り当てられています。
SteamDeckとの比較
Steam Deck(OLED) | GPD WIN4 | |
---|---|---|
CPU | AMD Custom APU 0405 | Ryzen 7 6800U |
RAM | 16GB | 16GB/32GB |
ストレージ | 512GB/1TB | 512GB/1TB/2TB |
OS | SteamOS 3.0 | Windows 11 Home |
画面サイズ | 7.4インチタッチスクリーン | 6インチタッチスクリーン |
画面解像度 | 1280x800@90Hz | 1920x1080@60Hz |
オーディオ | 5Wデュアルスピーカー 3.5mmイヤホンジャック |
デュアルスピーカー(出力不明) 3.5mmイヤホンジャック |
バッテリー | 50Wh | 45.62Wh |
マウス | ハプティクスフィードバック付きトラックパッドx2 | 光学式フィンガーマウス |
キーボード | オンスクリーンキーボード | 物理キーボード |
無線 | Wifi6E, BT5.3 | Wifi6, BT5.2 |
ジャイロスコープ | 6軸対応 | 6軸対応 |
振動 | 対応 | 対応 |
指紋センサー | なし | 搭載 |
サイズ | 298x117x49mm | 220x92x28mm |
重量 | 約640g | 約598g |
価格 | 84800~99800円 | 154000~193000円 |
CPUはSteam DeckにはAMD製の専用カスタムAPUが搭載されていますが、動作周波数などではGPD WIN4がまさっています。アーキテクチャもGPD WIN4の方が新しく、よりPCとして動かすことが考えられている構成となっています。
Steam DeckになくてGPD WIN4にある利点として、指紋センサーを搭載している点とWindowsがインストールされている点があります。
Steam OSにはProtonが搭載されているのでWindowsのゲームやソフトウェアをある程度動かすことができますが、Linux系の知識が多少必要ですし、ソフトウェアごとにWindowsの環境を模倣する関係上、依存関係のあるソフトウェアをインストールしづらいです。(Protonについてあまり詳しくないので間違っていたらごめんなさい。)
ネイティブにWindowsが動作するならそれらの心配をすることがなくなってハッピーだと思います。また、Windowsが入っていることで生じるセキュリティ面のデメリットも指紋センサーがあることでカバーされています。
あとはまあかなり大きい部分ではありますが、Steam Deckが確実に優れている点として価格があります。Steam Deckはとにかく安いです。上の表はOLEDモデルのものなので、LCDモデルも入れれば更に安くなります。バッテリーもSteam Deckの方が大容量であり、最適化もされていると思われるため稼働時間もSteam Deckの方が長いです。
ちなみにOLEDではなくLCDモデルですが、横に並べてみるとこんな感じ。Steam Deckは結構大きめです。
使用感
Zen3+アーキテクチャを最小したCPUを搭載することで、様々なゲームを動かせるようになっています。
また、GPD WIN3と比較して、ボタンレイアウトが一般的なコントローラーに近くなったことで、操作しやすくなっています。ホールスティックを採用しているためドリフト現象の心配はないですし、ボタンが左右端に寄りすぎてしまっているということもありません。あ、忘れてましたがL1R1は光ります。ゲームをしながらだとあまり気づかないので忘れがちなポイントですが念のため。
物理キーボードはポチポチとした感覚がここちよく、流石に各キーは小さく押しづらいですが、短文を入力する、例えばログインパスワードを入力するくらいの入力ならこちらの方が勝手が良いです。
気になる点として、GPD WIN3の頃から思っていましたが本体重量の割にサイズが小さいためずっしり感が強いというところがあり、長時間持つのは結構しんどいです。なんなら肘をついてプレイしていてもちょっと気になっちゃいます。
まとめ
エミュ機としてだけでなく、ヘビーなAAAタイトルも動く非常にパワフルなUMPCです。GPDといえばゲームのできるUMPCの先駆けですので、かなりのノウハウが詰まっていると感じます。スライド式のGPD WIN3からの進化をその手で感じたい人におすすめです。
購入してからだいぶ時間が経ってしまいましたが、この機会に記事にすることができて良かったです。今新品購入するなら、入手性もありますし、CPUがアップグレードされている2023バージョンを購入するのがいいかと思われます。
それではみなさん、良いお年を。
以上です・。・
▲ ここに「買ってよかった2023」を書こう