えくさすです。
Kickstarterを見ていたら気になるプロジェクトが目に入りました。
ゲームボーイカラーの筐体にRaspberryPi Zeroを突っ込んで、小型PCとして動かそうというプロジェクトです。
その名もReBoi。
見た目通りゲームをするだけでなく、キーボード・マウスを接続してデスクトップ環境で使うこともできるようです。いやちっちゃくない?
概要
ReBoiはロンドン発のプロジェクトで、2023年1月15日現在で、198人から合計20651ポンドの出資を受けています。
すでに目標額を達成しており、予定通りに進めば2024年8月以降順次リワード品が発送されるようです。
https://www.kickstarter.com/projects/jameth/reboi-raspberry-pi-in-a-gameboy
冒頭で話した通り、ゲームボーイカラーにRaspbePi Zeroを搭載して、小型のバッテリー駆動PCにすることができます。
もちろんRetroPieを入れてレトロゲームを遊ぶこともできますが、開発陣的にはそれだけというわけでもなく、デスクトップ環境でなにかすることも視野に入れているようですね。
母艦はRaspbePi ZeroだけでなくZero2にも対応しているので、よりパワフルさが欲しい人はZero2を搭載するのがいいかと思われます。
リワード品
ReBoiは組み立てキットとなっていて、基板やスピーカー、バッテリー等RaspberryPi以外の動作に必要なものは揃っています。残りはすべて入手が容易なものですので準備は非常に簡単だと思われます。
具体的には、次のものがキットに含まれているようです。
- 基板本体
- ディスプレイとディスプレイマウンタ
- カートリッジスロットカバー
- バッテリー
- 各種組立用ネジ
自分で用意するものには以下のようなものがあります。
キットの組み立ては基本的なドライバー類で簡単に行えるようです。見たところナットがあるので、ナットを回す、もしくは固定する工具とプラスドライバーがあれば組み立てができそうです。
類似品
これに類似した製品に、Freeplay Zeroというものがあります。こちらはGBA筐体にラズベリーパイを入れてしまおうというプロジェクトですね。 www.freeplaytech.com
私も以前組み立てたことがありますが、別途バッテリー等準備する必要が部品があったり、はんだ付けが必要だったり、シェルを改造しないといけなかったり…と、楽しくないというわけではないのですが、決して手軽にできるものというわけではありませんでした。
RaspberryPi CM3に対応する基板が存在するという点ではFreeplay Zeroの方が優れていますが、RaspberryPi Zeroで考えるとスペックは同じですし、こちらの方がかなり簡単なように思えます。Zero2ならこちらの方がスペックが上ですね。
また、やはり、シェルを削る必要がないのは大きいですね。ハンダはともかく削る加工は慣れていないとかなり緊張します。私は失敗しました。
出資価格
現在受け付けているリワードは通常のキットが付属するもので、79ポンド+送料(日本だと25ポンド)がかかります。
日本円にするとだいたい19000円程度ですが、これに加えて外装とRaspberryPi Zeroの料金が加わりますので最低でも22000円程度はかかるんじゃないかなと思います。
うーん、ちょっと高いような…
まとめ
1/25の18:56まで出資を受け付けているようですので、あと10日ほど考える時間があります。
実のところ私も価格が気になって出資していないのでもし出資したらあらためて報告しようかなと思います。
以上です・。・
引用元
https://www.kickstarter.com/projects/jameth/reboi-raspberry-pi-in-a-gameboy