えくさすです。
ちょうど1ヶ月前にプレオーダーしたRetroid社のRetroid Pocket 4 Proがついに到着しました。
届いたのが1/29、1/15より順次発想でしたので予想よりも少し遅かったです。それともこんなものでしょうか?
Retroid Pocket 4/4Pro Handheldwww.goretroid.com
3+の不満点を解消しつつ、順当にスペックアップした最高のゲーム機に仕上がっていました。こいつはすげぇ。
カタログスペック
前回の記事の比較表を載せます。
RP3+ | RP4 | RP4Pro | |
---|---|---|---|
SoC | Tiger T618 | Dimensity 900 | Dimensity 1100 |
RAM | 4GB | 4GB | 8GB |
ストレージ | 128GB | 128GB | 128GB |
OS | Android 11 | Android 11 | Android 13 |
画面サイズ | 4.7インチ | 4.7インチ | 4.7インチ |
画面解像度 | 750x1334 | 750x1334 | 750x1334 |
バッテリー | 4500mAh | 5000mAh | 5000mAh |
無線 | Wifi5, BT5.0 | Wifi6, BT5.2 | Wifi6, BT5.2 |
画面出力 | microHDMI(720P) | microHDMI(720P) | microHDMI(720P)+USB-C(1080P) |
サイズ | 184.65x81.38x24.23mm | 184.8x82.6x15.8mm | 184.8x82.6x15.8mm |
重量 | 235g | 261g | 261g |
価格 | 149ドル~154ドル | 149ドル | 199ドル |
画面サイズや本体のサイズ感に大きな変化はありませんが、SoC性能が大幅に上昇しています。
また、私が購入したのはProですので8GBの大容量メモリを搭載しています。
外観
かなり期待したBlackカラーですが、すご~~~~~~~~~~~~~~~~く良いです!
かっこいい!
かっこいい!
かっこいい!!!!!!!!!!!!!!!
まあそれはともかく、外観を見ていきます。
前面には主要なボタンがまとまっています。ABXYボタンのレイアウトはNintendo配列です。
RP3+では変な位置にあった音量キー、START・SELECT・HOMEボタンが順当な位置に移動しています。 また、新規にBACKボタンが追加されています。
上側面にはmicroHDMIポート、排気口、音量ボタン、電源ボタンがあります。
下側面にはmicroSDカードスロット、イヤホンジャック、USB-Cポート、左右背面寄りにスピーカー穴があります。
左右側面には何もありません。
背面には吸気口とRetroidのロゴがあります。
うーん、黒色ってカッコイイ。オタクブラック大好き。ABXYボタンのカラーアクセントもすごく良いです。
てかなんだこのショルダーボタンの模様。滑り止めでしょうか、少しだけ気になります。
RP3+との比較
RP3+と比べて、ほぼ同じサイズとなっています。
ただ、アナログトリガーを搭載したためかRP3+より最大の厚みはましています。
ベンチマーク結果
3DMark(Wild Life)とAntutuV10にて試験しました。 パフォーマンスモードを切り替えることができるので、ファンレス動作のスタンダードモードと最大出力であろうハイパフォーマンスモードで実行してみました。
AntutuV10のスコア
まずはスタンダードモードでの実行結果です。スコアは705115。
ハイパフォーマンスモードでの実行結果です。スコアは747111。
思ったよりもスコアが伸びています。CPU・GPUだけでなく、メモリ関連のスコアも伸びているのは興味深いです。
3DMark(Wild Life)のスコア
スタンダードモードでの実行結果です。スコアは3973。
ハイパフォーマンスモードでの実行結果です。スコアは4521。
Wild Lifeがヘビー過ぎてFPS自体は30を切っていますが、こちらも同様に伸びています。
ということで、パフォーマンスモードをハイパフォーマンスにすることで、動作音と引き換えに性能を引き上げることができるようです。
RP3+のベンチマーク結果との比較
RP3+では、AntutuV10:229208(GPUスコア測定不能)、3DMark(Wild Life):2260のスコアが出ています。 一年ちょいの年月を経て、性能が大幅に上がっているようです。
余談ですが、私が今使っているXperia 5 IIIのベンチマークスコアがAntutuV10:685381、3DMark(Wild Life):4824です。 当時の定価11万のスマホと競ってるっていうか、Antutuでは勝ってるっていうか…
コスパ最強…?
使用感
持ちやすさが向上
重量(保護フィルム含む)は実測値で275gです。
RP3+の重量(保護フィルム含む)実測値240gと比べると少し重くなりましたがむしろこれが正解。ほどよい重さが高級感を生み出しています。
ホールセンサーを採用したスティックの操作感もいい感じ。引っかかりがなくスムーズで、スティック中央が凹んでいて筐体が小さいながらホールドしやすくなっています。
新しいボタン配置も良い
やっぱこれですね。START・SELECT・HOME・BACKボタンが妥当な位置にあって安心します。普通に押しやすいです。
BACKキーもすごく便利。各種エミュレータ実行中にメニューを開けます。
これはRP3+の頃からそうですが、ABXYボタンがNintendo配列なのでゲームによっては手動で割当する必要があることがあります。
PS2のソフトもバッチリ動く
PS2のソフトも動きます。今回は1/26公開の機動戦士ガンダムSEED FREEDOMの予習用にPS2用ソフト「機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ」をプレイしていました。
一瞬だけFPS上限をキープできないタイミングもありますが、基本的にスタンダードモードでも安定した動作で遊ぶことができました。
もちろん、ゲームによっては安定動作が難しいゲームもあるかと思われます。(最適化不足という可能性も出てきます)
android版PCSX2である、AetherSX2の開発が終了してしまったのが悔やまれますね…
というか、このぐらいのスペックだったら大体のスマホゲームできちゃうのでは!?
バッテリー持ちはいまいち
バッテリー持ちはいまいちです。キャリブレーションが済んでないのでしょうか、ベンチマーク実行で10%程度消費していました。
ゲームに熱中しているうちに、バッテリーほんの少ししか残ってない…なんてこともあるかもしれません。
動作モードが複数あるので、普段はスタンダードモードで、ヘビーなゲームをするときのみハイパフォーマンスモードにするといいかなと思います。
本体のテーマが変
最初液晶がおかしいのかと思いましたが、違いました。本体のテーマがやや赤みがかったものになっています。
Gboardの一般的なカラーテーマと比べるとだいぶ違います。(元々Gboardもこのカラーでしたが、テーマを変更できました。)
どうやら本体はカラーテーマの変更ができないようなので、ずっとこの色を見ることになります。
慣れろと言われればまあ別に可能ですが、もし変更できるのであれば教えてほしいです。
純正ポーチが…
純正ポーチですが、うーん…
なんといいますか、こう、前もってデザインを知っていれば買わなかったような…
4ProのL2R2トリガーの出っ張りが大きくなったことでケースが少し巨大化したようです。
ちなみにかなり窮屈に感じますが、Retroid Pocket 3用のケースにも収まります。無難な感じで、良いデザインです。
Retroid Pocket 3/3+ Carrying Casewww.goretroid.com
公式サイトにて販売中
Retroid Pocket 4/4 Proは公式ショップページにて購入することができます。
Retroid Pocket 4/4Pro Handheldwww.goretroid.com
料金は無印が149ドル、Proが199ドルです。日本への発送には送料として16ドルかかります。
決済方法はクレジットカードのほかにPaypalも使えるので怪しいサイトにクレジットカードを登録したくない人も安心です。
2023年1月31日現在、Retroid Pocket 4は在庫がなく売り切れ状態となっています。意外と4を買う人が多かったのか、そもそもの在庫が少なかったのか…
ともかく、4 Proの在庫はありますので購入したい方は見てみると良いかもしれません。
まとめ
RP3+のときのほしかったものがここに詰まっているような気がします。正直かなり気に入りました。
他のゲーム機と違いサイズもそこまで大きくありませんので、カバンに忍ばせるのにも良いと思います。寝る前、外出先、これから使い潰していきたいと思います。
あ、これは全く関係ない話なのですが、ブログ用のTwitterアカウントを開設しました。もしよかったらフォローしてあげてください。
以上です・。・