Retroid Pocket 4 Proをプレオーダーしました

えくさすです。Android搭載のエミュレータ機を手掛けるRetroid社が新たなエミュレータ機を発表したのでついついプレオーダーしてしまいました。

その名もRetroid Pocket 4/Retroid Pocket 4 Pro。

Retroid Pocket 4/4Pro Handheldwww.goretroid.com

RP3+になかった新色をひっさげ登場したRetroid兄弟の正統ナンバリング機がどのくらいの性能を発揮するのか、期待大です。

RP3+とのカタログスペック比較

私はRetroid Pocket 3+を持っているのですが、(記事を作ろうと思っていたのに何もしていません。たすけて)それと比べて大幅なスペックアップが見込まれるようです。

せっかくなので実際に比較する前にカタログスペックでの比較を行いたいと思います。

	RP3+	RP4	RP4Pro
SoC	Tiger T618	Dimensity 900	Dimensity 1100
RAM	4GB	4GB	8GB
ストレージ	128GB	128GB	128GB
OS	Android 11	Android 11	Android 13
画面サイズ	4.7インチ	4.7インチ	4.7インチ
画面解像度	750x1334	750x1334	750x1334
バッテリー	4500mAh	5000mAh	5000mAh
無線	Wifi5, BT5.0	Wifi6, BT5.2	Wifi6, BT5.2
画面出力	microHDMI(720P)	microHDMI(720P)	microHDMI(720P)+USB-C(1080P)
サイズ	184.65x81.38x24.23mm	184.8x82.6x15.8mm	184.8x82.6x15.8mm
重量	235g	261g	261g
価格	149ドル～154ドル	149ドル	199ドル

画面サイズや基本的なサイズに大きな変化はないので一番の目玉はSoCの強化だと思われます。特にPro版の強化は期待ができ、RP3+では安定した動作が難しかったPS2のソフトまで快適に動く可能性が高いです。

メモリは無印は4GBで変わらずですが、ついにProにて8GBの大容量メモリを搭載することになったようです。

バッテリーが少し大容量化した影響か、重量は少しだけ重くなりました。と言っても元々軽いのでそこまで気にするものではないと思われます。

microHDMI経由の画面出力は変わらず対応、Pro版で新たにUSB-Cポートでの画面出力(おそらくDP altモード)に対応するようです。また、無線LANはWifi6に対応。より高速な通信にも対応できるのでストリーミング機としても活用できる可能性があります。

カタログにない点も魅力的です。RP4では新たにスティックにホールセンサーを採用しています。ホールセンサーは磁気を利用して測位するセンサーで、スティックとセンサー部が直接触れないのでドリフト現象が起こらないとされていると話題になっています。また、L2R2がアナログトリガーとなり、入力の強弱が反映されるようになりました。

現在RP3+は125ドルでセールを行っていますが、今すぐにほしいというわけでなければ以上の比較結果よりRP4をおすすめします。というか基本価格が一緒ですし。