えくさすです。
Retroid Pocket MINIをプレオーダーしたという記事を書き、実際に届いてから半年ほど過ぎましたが、今更ですがレビュー記事を書きたいと思います。
遅筆にもほどがあるだろ!←私もそう思います。
スペック
RP5 | RPmini | RP4Pro | RP2S | |
---|---|---|---|---|
SoC | Snapdragon 865 | Snapdragon 865 | Dimensity 1100 | Unisoc T610 |
RAM | 8GB | 6GB | 8GB | 3GB/4GB |
ストレージ | 128GB | 128GB | 128GB | 32GB/128GB |
OS | Android 13 | Android 10 | Android 13 | Android 11 |
画面サイズ | 5.5インチ | 3.7インチ | 4.7インチ | 3.5インチ |
画面解像度 | 1920x1080 | 1280x960 | 750x1334 | 640x480 |
バッテリー | 5000mAh | 4000mAh | 5000mAh | 4000mAh |
無線 | Wifi6, BT5.1 | Wifi6, BT5.1 | Wifi6, BT5.2 | Wifi5, BT5.0 |
画面出力 | DisplayPort(1080P) | DisplayPort(1080P) | microHDMI(720P)+USB-C(1080P) | microHDMI |
サイズ | 199.2x78.5x15.6mm | 165x77x16.5mm | 184.8x82.6x15.8mm | 155x80.6x16mm |
重量 | 280g | 215g | 261g | 200g |
価格 | 219ドル | 199ドル | 199ドル | 99.9ドル |
目玉はハイエンドクラスであるSnapdragon 865を搭載している点でしょうね。
来るとこまで来ているかもしれません。
開封
パッケージ・内容物
Retroid特有のパッケージです。質感がいいですね。
箱を開けると本体があらわに…なる前にスポンジで保護されています。スティック・ボタン類が守られていますね。
付属品は説明書・USBケーブルのみ。
また、プレオーダー特典で保護フィルムが付属していました。全面を保護するタイプのガラスフィルムです。
外観
早速保護フィルムを貼り付けています。汚れのない今のうちなのです、許せ。
前面右です。各種ボタンに加え、フロントスピーカー(右)とリターンボタンがあります。
前面左です。右側と対象となる位置にフロントスピーカー(左)とホームボタンが配置されています。
上面には排気口と音量ボタン、電源ボタンがあります。
側面にあるのは給気口だと思われます。
下面にはmicroSDカードスロット・イヤホンジャック・USB-Cポートがあります。
左右側面には何もありません。持ち手の部分が盛り上がっており、グリップ性が増しています。
Retroid Pocket 4 Proとの比較
トリガー部を含めた厚みは大差ありません。
グリップ部が追加された関係で、全体的にはRetroid Pocket MINIの方が厚みを持っています。
並べてみるとRetroid Pocket MINIの方がかなりコンパクトな印象があります。
ベンチマークスコア
RP4Proのときと同様に、パフォーマンスやファンの動作モードを選ぶことが出来ます。
Antutu Benchmark(V10)
スタンダードモードでのAntutuベンチマークの計測結果です。
ハイパフォーマンスモードでは、なんと80万点を達成することが出来ました。すごーい。
3DMark(Wild Life)
スタンダードモードでの3DMark結果です。4Proよりも伸びています。
ハイパフォーマンスモードでの測定ですが、何故かスタンダードモードと大差ない数字となりました。
RP4Pro(ハイパフォーマンスモード)でのAntutuベンチマーク結果が747111、3DMarkのスコアは4521なのでスタンダードモードで両方の数字を追い抜く結果となりました。
使用感
PS2ソフトの安定感が向上
SoCが強化されたことでPS2等負荷が高いソフトでの安定感が増しました。
描画が多いゲームなどでFPSがドロップすることが少なくなったように感じます。
単体での持ちやすさが向上
RP4Proではオプション扱いだったグリップが本体に合体したようなデザインをしており、持ちやすくなっています。うーんエルゴノミックデザイン。
RPMINIはRP5に比べサイズが小さいですから持ちやすさは操作感に直結しそうな気がします。
ホールスティック、良
相変わらずホールスティックの操作感が素晴らしいです。
ただ、使用していくうちにスティックがこすれて粉が出てくるようでした。これが原因のドリフトなどは起こらないはずですが摩耗は少し気になります。
START・SELECTの位置が移動
RP4Proでは右側にまとめてあったSTART・SELECTボタンですが、PS5のコントローラーのように画面の上部左右端付近に移動されました。
自分はポータブル機といえばPSPやDSの印象が強いので右側にまとめてあるデザインが好きだったのですが、このような配置を採用しているゲーム機も多いですしまあいいか~とも思います。
公式サイトでは売り切れ中
現在公式ショップにて販売中…と言いたいところなのですが、残念ながら2025/04/19現在では売り切れ状態となっています。
Retroid Pocket MINI Handheldwww.goretroid.com
今4:3のデバイスを買うのであれば、新しく発表のあったRetroid Pocket Classicなどが視野に入るかと思われます。
新型のQualcomm製SoCを搭載しており、エントリー向けSoCということもあり性能はSnapdragon 865よりも落ちそうですが電力効率などが最適化されていそうです。
Retroid Pocket Classic Handheldwww.goretroid.com
同時に発表されたRetroid Pocket Flip 2はSnapdragon 865を搭載しているのでスペック上は遜色ないものになっているようです。
Retroid Pocket Flip 2 Handheldwww.goretroid.com
まとめ
黒枠なしの4:3表示でPS2が遊べるゲーム機はなかなか少ないのでかなり重宝しています。
GPDWin4やSteam Deckはなんだかんだデカくて重いんですよね…
持ち運ぶのであれば小さくて軽いのが一番ですよね!
以上です・。・
おまけ
ポーチも買いました。今回はシンプルなデザインになったみたいです。